健康さん、いらっしゃい

もちろん、激しい運動をした人が全員ひざ痛になるという意味ではありません。
そして、いろいろなスポーツがあるように、運動にもいろいろな形があります。
運動の中でも、膝を酷使する運動はひざ痛の原因になりやすいと言われます。
また、若いうちは筋肉や関節も激しい運動に耐えられますが、年齢が進むにつれて膝そのものが衝撃に対応できなくなっていきます。
ジャンパー膝などのように、膝を使ってジャンプするスポーツをしている人にもひざ痛が多いと言われています。
膝の軟骨が擦り減って起きるひざ痛の症状は、とくに高齢の女性に多いと言われます。
マラソン選手が膝にサポーターを付けて走っている姿を見ているだけでひざ痛の大変さが伺えます。

ひざ痛は運動が原因で起こる場合がありますが、反対に、運動をすることでひざ痛が緩和されることもあります。
全体重を膝の関節や筋肉が支えるわけですから、膝の負担は相当なものですよね。
ひざ痛の人にとっては、運動が毒にも薬にもなりますから慎重に考えた方がよいです。
ひざ痛の多くが変形性ひざ関節症だと言われています。
むしろ、ひざ痛になったからと言って、膝をかばうあまり、まったく何も運動をしないというのは、かえって逆効果のようです。
こう考えると、体重の負担がひざ痛の原因にもなっていることが見えてきます。
けれども、それでもひざ痛になってしまうことがあります。
膝の負担が少ないという点では、自転車もよいかもしれませんね。

ひざ痛の原因はこのように様々ありますが、まずは自分のひざ痛の原因を知ることが大切だと思います。
原因は、加齢による膝の軟骨の弾力性低下や関節の損傷、骨の破壊などがあるようです。
走るスポーツ、たとえばジョギングやマラソンも膝を使いますね。
ひざ痛で悩んでいる人にとって、ふさわしい運動は膝に負担のかからない運動です。
自分のひざ痛の症状や原因をきちんと把握した上で、正しい処置や対策を立てることが大事なのでしょう。
膝を強く、丈夫にしていくためにも、適度な運動は必要であると言われています。