趣味と暮らしのなんでもプチアドバイス

そこまでしてなぜ単車のコールを考えているのかといえば、やはり自分の存在をアピールしたいという単車乗りは少なくないからです。
ある単車のコールでは「ゴッドファーザー」だったり、「チューリップの歌」だったり、「ダースベーダーのテーマ」だったりと、単車コールだけでCDが作れそうなほどです。
この単車のコール合戦は、まさしく単車乗りの自己アピールが含まれているのです。
コールがいつ頃から始まったのかは不明ですが、単車のコールはすでにある種の芸術にまで高められています。
ですから、新しいコールを考えていて、煮詰まってしまったら、サイトやブログ、掲示板に新しいコールの情報がのっていますから、単車のコール情報を集めてもいいのです。
単車のコールを、単車乗りはそれぞれ工夫し、人々を驚かせるようなコールを日々考えていると言っても過言ではありません。
単車乗りの中には、ただひたすら走りたいという単車乗りと、目立ちたいという単車乗りがいるようです。
単車でコールを発しているのは、圧倒的に目立ちたい単車乗りなのです。
ですから派手な単車に乗っているだけでも目立つのに、そこにさらに目立つコールをとどろかせているのはさらに目立ちたいという欲求なのです。
それだけ単車のコールが密かに期待されていることを知ってか、単車乗りたちは、常に人の度肝を抜くようなコールの発明にいそしんでいるのです。

単車のコールは笑ってしまうものから、驚くほどしっかりしたものまでたくさんあります。
単車のコールを聞かせてもらうと、このコールはウケを狙っているとか、このコールはかっこよさをアピールしたがっているということがわかります。
目立ちたくないのであれば、単車でわざわざ必死になって考えて作りだしたコールを走りながら流すわけがないのです。
単車でコールを行っているとき、目立ちたい単車乗りはもっとも幸せなときかもしれません。